ほんとうは支配したい経営者
「自分で考えろ!」
「もっと自発的に動け!」
経営者なら誰しも、社員に対してそう思ったことはあるはずです。いつもこっちが答えを与えて、指示を出して、、、 ちょっと「自分事」としてやってくれよ、、、
スピンズやmumokutekiといったアパレルブランド、ライフスタイルショップを全国展開する、株式会社ヒューマンフォーラムの出路雅明(でみち まさあき)会長もそうでした。
しかし、経営が行き詰まったとき、
(自分で動けと言いながら、本当は社員を「動かす」ことに満足しているんじゃないか?)
(自分で考えろと言いながら、答えを与えて優越感を抱いているんじゃないか?)
そう思いました。そして、見た目には成長している組織も、実際には膨張しているだけで、このままでは崩壊してしまうんじゃないかと恐怖したと言います。
やばい、、、 でもどうすれば、、、
その時たどり着いたのが、エンパワメント経営。支配をやめる経営でした。
破壊と再生の先に
出路さんは3年かけて社長を継承することにし、同時に部下を支配・コントロールするのをやめました。その結果どうなったか、、、大混乱(カオス)です。
今まですべてを決め、こっちに来いと旗を振っていたリーダーがいなくなった現場からは、ブーイングの嵐。
「しっかりしてくれよ」
「どっちに行けばいいんだよ」
あげくには辞めるという人も続出する始末。それでも出路さんは方針を変えませんでした。
もう後戻りはできない。「自ら考え自ら動く」エンパワメント経営に移行するか、できずに終わるか。それしか道はないと覚悟を決めました。
その結果、、、
売上がV字回復、さらに
低迷していた売上が見事V字回復。さらに、各店舗の社員が自分たちで予算を決め、給料も決め、目標を達成できなければ、自ら減給するほどまでに、責任感を持ち自分事として仕事に取り組んでいました。
答えを与えずに考えさせる、自ら動く、それが風土になり、社内の研修も、社員自らが創り上げ、どんどん更新していきます。新規事業案もボトムアップでどんどん出てくる。
「まだまだこれからです」
と出路さんは笑いますが、まさにエンパワメント経営そのもの。
今回、出路さんは支配・コントロールの経営から、エンパワメント経営に至るまでの生々しい貴重な経験を、お話してくださいました。
「私と同じように、悩み、苦しみ、同時に社員も苦しめている経営者の力になれれば」という言葉どおり、包み隠さず、エンパワメント経営に移行するまでの苦しさや我慢、教訓的に得た大事なポイントをすべて語ってくれました。
下記は、そのほんの一部です。
出路 雅明氏のインタビューから学べること
- そもそも「エンパワメント経営」とは
- 成長期になぜ、不安感や不満感を感じたのか
- それまでのやり方が通用しなくなってきたのはなぜか
- 思うようにエンパワメントに移行して行かない原因は
- カオス状態になり、何が起きたか
- 「エンパワメント経営」を進めるためにとても大事な3つのこと
- 後継者に継承して、まず何が起きたのか
- 業績が悪くなった時、どうやってそれに耐えたか
- そこから驚異のV字回復するまでの経緯
- 「エンパワメント経営」をあきらめずに求めたわけ
- 支配・コントロールする経営の行く末はどうなる
- 先の見えない時代にはどういう価値観の若者が必要か
- 給与を自分たちで決める仕組みについて
- 「エンパワメント経営」に必要なガイドラインとは
- 「心の変容」が起きるためのプログラムとは
- 「ありのままでいい」と言う本当の意味
- 現場のスタッフがとても明るいわけ
- 内発的動機を生むには何が必要か
- 内発的動機で仕事ができるようになったら何が変わったか
- 100年ライフの時代に大事な要素とは
- 出路さんが最も大事にしている生き方とは
先の見えない時代の経営
ますます激しく変化する社会で、いつまでもトップダウン型の経営ではいけないと、多くの経営者が感じています。でも、どうすればいいのかわからない。急にボトムアップになるわけもない。
あなたも昔の出路さんのように、悩み、社員も苦しんでいるのをどうにかしたい。そう思うなら、ぜひ一度出路さんの話を聞いてみてください。
支配・コントロールを手放すことで、ひらいた未来がどんなものなのか。それまでに、どういったプロセスと葛藤があるのか。本当に実現できるのか。
すべてを本音で赤裸々に語ってくれています。自ら考え自ら動く、エンパワメント経営を目指したいと願うなら、最高のロールモデルになるでしょう。
出演者プロフィール

出路 雅明(Demichi Masaaki)
株式会社ヒューマンフォーラム
代表取締役会長
1965年、京都市生まれ
高校生の時にアパレルのお店でアルバイト
28歳の時、京都・河原町で1台の小さなワゴンから古着屋を立ち上げる。
人気ショップとなり、大躍進を遂げるが、成長痛の壁に当たり、倒産寸前のどん底に追い込まれる。
その後「エンパワメント経営」を進め、社員の「自ら考え、動く」社風を築き、社長職を後継者に譲り、見事V字回復。
現在では原宿系ストリートカジュアル「スピンズ」
ライフスタイル提案型「mumokuteki」「mumokuteki café」など人気店を全国展開。
研修施設「ヒューマンフォーラム村」
農業生産法人「株式会社 塞翁が馬」の運営も行う
従業員数は450名を超える。

支配するのをやめたらV字回復した手放す経営
- 出演者
- 株式会社ヒューマンフォーラム
代表取締役会長
出路 雅明(Demichi Masaaki) - 商品詳細
- DVD 1枚(収録時間約87分)
CD 2枚(収録時間約87分)
A4判の教材スクリプト(文字起こし) - 特別特典
-
特典として「24の質問」が収録されています
- 決済方法
- クレジットカード、代金引換をご利用いただけます
- 発売日
- 2018年9月25日
単品購入
DVD+CDセット(おすすめ!)
11,850円(税抜) 送料無料!
DVD
9,073円(税抜) 送料別 500円
CD
9,073円(税抜) 送料別 500円
個人情報保護について
本ウェブサイトのご購入情報はベリサイン社のデジタルIDにより証明され、入力内容はSSL暗号通信により安全に送信されます。