ただの清掃会社だった会社が世界から注目されるようになったわけ

掃除の様子を見るために世界から見学にくる会社が日本にあります。

わずか7分間で東北・新幹線の清掃を行ってしまう「TEESI(テッセイ)」という会社は
世界中から視察が訪れたり、海外のメディアでも紹介されています。

何がそこまで注目されるのか。

清掃会社であればただゴミを拾ってきれいにすれば済むところを
テッセイで働く人たちは、

「快適な空間をお客様に提供することが仕事である」

と意味を理解し、そのために何ができるかを指示されるのではなく、

現場のアイデアでどんどん進化させています。

たとえば、プラットホームを走り回ること子供たちが
どうしたら走り回らないようになるかと考え、

社員が書いた新幹線のポストカードを渡すことを考え実践しました。

清掃会社の社員にもかかわらず、
仕事の意味を深く理解し、そのために何ができるかを
現場の視点で考え行動を続けています。

他にも様々なアイデアが現場から生まれ
「おもてなしの会社」へと進化しています。

現場で働く社員・スタッフがお客様の視点に立ち、自ら考え、行動するようになると
企業は劇的な成長につながります。

「現場力」が企業成長の壁を突破する原動力になる

テッセイの例でもわかる通り、現場から生み出されるアイデアが
お客様に本来のサービス以上の価値を提供しています。

そして、企業が成長する過程で「現場力」がとても重要な役割を果たしています。

テッセイが「清掃会社」から「おもてなしの会社」になろうとしても
何の土壌もない中でなれるわけではありません。

さらにはJRグループですから潰れる心配もありません。
普通だったら、与えられた仕事をその通りにこなしておけば十分だったかもれません。

しかし、「おもてなしの会社にしたい」
という経営者がビジョンを示し最初はトップダウンから始まっています。

企業経営やプロジェクトのスタートでも同じですが、
はじめはトップダウンで引っぱっていく必要があります。

しかし、それをずっとやり続けていたらどうでしょうか。

いつまで経っても考える社員、自ら動く社員、アイデアを生み出す社員は育つことができません。

トップダウンで企業を成長させても途中で限界が訪れ、
時として成長を阻む壁にもなります。

これが「年商〇〇億円の壁」といわれるものです。

「現場力」はその壁を乗り越える原動力となります。
現場で考え実践したことによってお客様に喜ばれれば、
さらにアイデアや改善が生まれてきます。

現場で働く社員が自ら考え抜く習慣がつけば、

壁を突破する原動力になります。

もしあなたの会社が成長の壁に直面していると感じたり、
アイデアを自ら生み出すことができる社員が育っていないと感じているのであれば、

「現場力」を改めて見直すことで課題を解決できるようになります。

あなたの会社は「現場力」をもっと高めることができる

「現場力が高い会社」について遠藤功さんは次のように言っています。

「決められたことをもちろんするが、
それだけにではなく社員が自ら知恵やアイデアを出したり、
商品・サービスを生み出したり、品質向上などをさせている」

もしかするとあなたの会社でもこんなことはやっていることだとお感じになるかもしれません。

では、本当に社員さんは仕事の意味を理解し、継続的に行っているでしょうか。

そうだとしたら、次から次へと現場発想のアイデアが生まれ、
企業は成長し続けているはずです。

そして現場が活性化し、社員さんの持っている能力が最大限活かされているはずです。

「いやそこまではなっていない」
とお考えになるのであれば、

もっと「現場力」を鍛えることができる可能性がまだまだあります。

業務マニュアルにある範囲のことだけやっていてもお客様に感動や期待以上の喜びを
提供できるものではありません。

さらに高いステージに会社を成長させるためには
高い「現場力」が必須です。

「現場力」を鍛えることで問題解決能力の高い社員が育て、
さらなる成功を実現してみませんか。

遠藤 功氏のインタビューから学べること

  • 「現場力」の強い会社が他社を圧倒する理由とは。
  • 「現場力」を磨く方法とは。
  • 「現場力」の強い会社とそうでない会社の違いとは。
  • 新幹線お掃除の天使たちの「現場力」。
  • 現場を変えるために経営者がもっと汗をかいてしなければいけないことは。
  • 「現場力」を高めるメリットとは。
  • 業務改善を1人でやるよりも複数でやることのメリットとは。
  • 「現場力」で問題解決能力よりも重要なこととは。
  • 現場の責任者が外に目を向ける意味とは。
  • 「現場力」でもっとも難しいこととは。
  • 現場が主役である場合、経営者の役割とは。
  • 改善提案がたくさん出る現場を作る方法とは。
  • 「PDCA」ではなく「PDCAA」が重要な理由とは。
  • 企業のスピード感を高める方法とは。
  • 「現場力」と「見える化」の関係とは。
  • 営業日報で「見える化」をする方法は。

出演者プロフィール

遠藤 功(Endou Isao)

早稲田大学ビジネススクール教授

株式会社ローランド・ベルガー日本法人会長

1956年東京生まれ。
早稲田大学商学部卒業。
米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)
三菱電機株式会社
米系戦略コンサルティング会社を経て、現職

早稲田大学ビジネススクールでは
経営戦略論、オペレーション戦略論を担当し現場力の実践的研究を行っている
また、欧州系最大の戦略コンサルティング・ファームであるローランド・ベルガーの日本法人会長として
経営コンサルティングにも従事
戦略策定のみならず実行支援を伴った
「結果の出る」コンサルティングとして高い評価を得ている
中国・長江商学院客員教授
カラーズ・ビジネス・カレッジ学長

著書
「現場力を鍛える」(東洋経済新報社)
「見える化」(東洋経済新報社)
「MBAオペレーション戦略」(ダイヤモンド社)
「図解 最強の現場力」(青春出版)
「経営戦略の教科書」(光文社)
「日本企業にいま大切なこと」(PHP研究所)
「新幹線お掃除の天使たち『世界一の現場力』はどう生まれたか?」(あさ出版)
「現場女子―輝く働き方を手に入れた7つの物語」
(日本経済新聞出版社)
など多数

プロデューサー 王

伸びる会社はここが違う!輝く「現場力」のつくり方

出演者
早稲田大学ビジネススクール教授
株式会社ローランド・ベルガー日本法人会長
遠藤 功(Endou Isao)
商品詳細
DVD 1枚(収録時間約91分)
CD 2枚(収録時間約91分)
A4判の教材スクリプト(文字起こし)
特別特典
特典として「25の質問」が収録されています
決済方法
クレジットカード、代金引換をご利用いただけます
visa jcb Master AMEX
発売日
2013年2月25日

単品購入

DVD+CDセット(おすすめ!)
11,850円(税抜) 送料無料!

DVD
9,073円(税抜) 送料別 500円

CD
9,073円(税抜) 送料別 500円

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