リクルートと言えば、日本における人材輩出企業のひとつです。 企業経営者はもちろん、スポーツ界、政界など リクルート出身者はそれぞれのフィールド活躍しています。 同時に、リクルートは高収益企業であり続けています。 多くの人材が卒業しても成長し続けるにはどのような仕組みがあるのでしょうか。

成長し続けるリクルートの原点とは

リクルート(現リクルートホールディングス)は
1960年に江副浩正氏が創業し、今や
売上1兆円、経常利益1200億円を超える企業に成長しています。

リクルート出身者は各分野で活躍し、
人材輩出企業とも言われます。
なぜ、リクルートでは人材が育ち、
そして、成長し続けるのでしょうか。

その原点には「人材」を最大の経営資源として
考えた江副氏の考え
があります。

優秀な人材を採用するために
常識では考えられないようなお金を使ったり、
人がやる気を出すような制度を
次々に作りだしていきました。

しかし、多くの採用予算をかけて、
採用をしたからと言ってリクルートと同じような
成長企業になるかというとそんなに単純な
ものではありません。

中小企業で優秀な人材を採用したら
結局活躍できずに辞めてしまった、
という話は珍しくはありません。

なぜリクルートでは人が育つのでしょうか。

リクルートで活躍し、
江副浩正氏が社長退任後に興した
会社で社外取締役を務めるなど
42年もの間、江副氏を間近で見てきた
幸田昌則さんに、リクルート成長の理由をお聞きしました。

創業者・江副浩正氏の意外な素顔とは

天才経営者。
江副浩正氏にそんなイメージを持っている
かもしれません。

情報には価値があることを見つけ、
求人情報や住宅情報などの
新たな市場を作り上げていきました。

常に斬新なアイデアを生み出し、
リクルートという会社を瞬く間に
成長させた起業家として尊敬する方も多くいらっしゃいます。

しかし、江副浩正氏の意外な側面を
幸田さんはお話されています。


その意外な側面とは、
「自分自身が人に雇われたことがない」ということを
自分の弱いところだとおっしゃっていたことです。

社員(雇われる人)の気持ちがわかならない

ことが自分の弱みである
と認識していたからこそ、

リクルート独自の様々な仕組みや制度が
生まれてきたのです。

どうしたら社員のやる気を引き出せる
ことができるのか。

常にこのことを考え抜いていました。

リクルートが成長し続ける
原動力がここにあります。

人材の重要性は経営者の誰もが
理解している点ですが、
本当の意味で江副浩正氏は理解して
いたのではないでしょうか。


この視点であらためて、
リクルートのことを見てみると
さらに多くの学びを得ることができます。

リクルート流「人をやる気にさせる仕組み」

社員のモチベーションを高めるための
手法は様々はありますが、

江副浩正氏が作りだし仕組みは
人材と企業の成長を加速させました。

そのなかでも、幸田さんも経験し、
多くの人材を育成し、
企業をも成長させた仕組みがありました。

そのひとつが 「新規事業」です。

幸田さんは「住宅情報」の立ち上げに
創刊責任者として関わりました。

もちろん初めは赤字事業ですから
その事業を軌道に乗せていく過程で
多くの失敗やでき上がったビジネスではできない
ことを経験していきます。

リクルート出身の方が経営者として
活躍しているのは、
このような新規事業を通して起業家精神を
実践しならが学んでいることに原点があります。

どれだけ給料が高くて、休みが多くても
それだけでモチベーションが上がるわけではなく、
自らの力で成し遂げた達成感が人をやる気にさせます。

幸田さんのお話をお聞きすると、
リクルートが以前、社訓に掲げていた
「自ら機会を作りだし、機会によって自らを変えよ」

という言葉に江副浩正氏の人材育成に対する想いが
あらわれていると気づかされます。

人を育て、事業を成長させたい方必見です。

幸田 昌則氏のインタビューから学べること

  • リクルート創業者・江副浩正氏が考えた、最大の経営資源とは。
  • 人材の個性を生かしつつ、組織を強くする方法とは。
  • リクルートが作った「社員のやる気を引き出す」制度とは。
  • なぜリクルートは社員に高い給料を払うのか。
  • 江副氏が考え出した「新しい事業の発想の仕方」とは。
  • なぜリクルートは新規事業を次から次へとやっていけたのか。
  • 高収益を生み出すビジネスモデルとは。
  • 「外酒、外飯をしろ」と江副氏が常に言い続けたわけとは。
  • 給料や休日が多いだけではなく、社員がやる気を持つ事ができたわけとは。
  • なぜ江副氏は変化する事を躊躇しなかったのか。
  • 業績が悪くなると「泊まり込み研修」をしたわけとは。
  • 優れたマネジャーの要素とは。
  • 江副氏が人の考えないようなアイデアを出す事ができたわけとは。
  • なぜリクルートは多種多様な人材を集めたのか。
  • 江副氏が自分の考えを整理するためにしたこととは。
  • 新規事業を任せてもよい人材とは。
  • 「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」に込められた思いとは。

出演者プロフィール

幸田 昌則(Kouda Masanori)

株式会社ネットワーク88

代表

福岡県出身 九州大学法学部卒

リクルート社の「住宅情報」誌の創刊責任者を歴任。
不動産市況アナリストとして著名。
バブル崩壊以前の1989年に関西圏から不動産価格の下落を予測していたことから予測の正確さを実証。
現在は不動産業の経営、事業・営業戦略のアドバイスなど多方面で活躍。
リクルート退任後の江副氏が興した会社の社外取締役を務めるなど、交流は42年間
に及ぶ。

著書
『不動産で豊かになる10年先の読み方』
(日本経済新聞出版社)
『下がり続ける時代の不動産の鉄則』 
(日本経済新聞出版社)
『リクルート江副浩正から学んだ「成長の経営哲学」』
(週刊住宅新聞社)
ほか

プロデューサー 王

なぜ“リクルート”は成長し、高収益企業になったのか? ~創業者・江副浩正から学んだこと~

出演者
株式会社ネットワーク88
代表
幸田 昌則(Kouda Masanori)
商品詳細
DVD 1枚(収録時間約89分)
CD 2枚(収録時間約89分)
A4判の教材スクリプト(文字起こし)
特別特典
特典として「リクルート創業者 江副浩正から学ぶ言葉」が収録されています。
決済方法
クレジットカード、代金引換をご利用いただけます
visa jcb Master AMEX
発売日
2014年12月25日

単品購入

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11,850円(税抜) 送料無料!

DVD
9,073円(税抜) 送料別 500円

CD
9,073円(税抜) 送料別 500円

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