TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアや、iPad、スマートフォンなど
新しいITツールが次々に出てきます。すでにビジネスに取り入れたり、
活用するために勉強している経営者の方も多いのではないでしょうか。

でも時々「これはビジネスに役立つのか」と思うことはありませんか?

もしそうだとしたらあなたはまだITツールを活用することの本当の意味を
理解していないかもしれません。
なぜなら、これらのツールを経営者が活用することで会社がもっと強くなるのです。

そのわけとは・・・。

iモードを生み出し、1兆円の利益を作った男

NTTドコモが1999年に開始したiモードはインターネットがまだ一般的に普及していなかった当時、
携帯電話とインターネットの技術を結びつけることで画期的なサービスを作りだし、
たった1年で1000万人の利用者を獲得しました。
さらには、iモードによってNTTドコモにもたらされた利益はなんと1兆円にのぼります。

そのiモードを生み出したのが、今回インタビューさせていただいた夏野剛さんです。


夏野さんは現在、慶應義塾大学で教える一方10社以上の上場会社・未上場会社の役員を
務めています。その多忙のなかで、さらに新しいサービスを企画したり、企業経営の判断を
行っています。


でもなぜそのようなことが可能なのでしょうか。

そのひとつにITツールの活用があります。
夏野さんは日々iPadを持ち歩き、Twitterで情報を発信し続けるなど情報を活用しています。

そんなこと今なら当たり前だと思うかもしれません。
しかし、このインタビューでは経営者こそがもっとITを使いこなし、それによって会社そのものが強くなることを教えていただきました。

経営者が個人的にソーシャルメディアを使うこともありますが、
ITに対して苦手意識があり、部下にまかせっきりということも少なくありません。

ITツールそのものや使い方は進化によってどんどん変わっていきます。
たとえば、Twitterを活用して社長の思いを社内外に直接メッセージを伝えることができるなど、ツールの使い方によっては大きな影響力を与えることを経営者はもっと理解しなければいけないのです。


Twitterに限らず時代の流れを知り、社会全体のニーズをつかむことは経営者に欠かすことが
できません。ITはその中でも生活に欠かすことができない存在ですのでその流れや新しいツールに触れておくことは経営者として必須なのです。

ユーザー視点を妥協しなければ、業界を変えるようなサービスも作れる

ではなぜに夏野さんがなぜiモードを成功させることができたのでしょうか。


「おサイフケータイ」というサービスがあります。
携帯を専用端末にかざすとそれで決済ができて、通話料と一緒に請求されるというものです。

実はこのサービスの商標はNTTドコモが登録しているにも関わらずライバルである他の携帯電話会社も全く同じ名称で展開さていたのです。


携帯電話と財布を一緒に持ち歩くなら一緒にしてしまう。


このシンプルな発想から携帯電話に通話以外の付加価値を乗せ、さらには
業界全体を巻き込んでしまう仕事術は「この仕事によって社会がどう貢献できるのか」という
ことを常に考えつづけ、ユーザー視点にこだわるからこと実現できるのです。


自分のビジネスがさらに成長することで社会が良くなることとは何か?

この質問を考えつづけることで単に売上を伸ばすことだけでなく、
長期的に人々の課題を解決できる商品やサービスを作りだせます。

もし、iモードのように1兆円もの利益を生み出すヒット商品が開発できたとしたら
すぐに実践したいと思いませんか。

大手もベンチャーも知っている夏野さんから見た、世界で勝てる会社とは

超がつくほどの大手企業、時代の先端を行くベンチャー企業など様々な企業での経験があります。
その中で多くの日本企業が持っているマネジメントスタイルや組織構造の課題を指摘しています。


うちは大手でも出ないし、風通しが良い社風だから別に問題ない
と思っている方もぜひお聞きいただきたいのです。

なぜなら商品・サービスや人材に関する考え方、意思決定の手順など日本特有の考え方が
根強く市場が急速にグローバル化することでその変化に対応できないケースがあるからです。

同じ価値の商品が、安い海外製品と競合してしまったり、場合によっては品質もサービスも
海外の商品が上回ってしまうこともあります。意思決定のスピードや自社の技術に
こだわってしまったこともその要因のひとつです。

決して海外で勝負する予定がなくても、成長し続ける企業は経営スタイルを
変化させ続けていますから他人事ではありません。

新卒の一括採用では企業に未来はないなど
夏野さんのメッセージは少し極端に聞こえるかもしれませんが、
現在も10社以上の会社の経営に関わることで見えてくる本質とも言えます。

誰も思い付かなかったような、新しいアイデアを考えだしたい方に必見です

今では携帯でインターネットを使うことは当たり前となり、
携帯で買い物をしたり、テレビを見ることまでできるようになったのです。

もし携帯電話が通話するためだけのツールから脱却していなかったら
あなたの手元にあるような携帯電話の便利さはなかったかもしれません。

さらには、自社だけが利益を生む構造になったとしたら1年間で1000万人のユーザーを
獲得できたでしょうか。

夏野剛さんは、だれもが必要とし、自社はもちろん、他社やお客様、
業界全体に利益をもたらすアイデアによって社会全体に多くの影響を与えました。

iモードという爆発的ヒット商品を生み出した、夏野さんの知的生産術を学び、
誰も思い付かなかったような新しいアイデアを考えだしたいと思いませんか。

夏野流情報の活用術は目からうろこです。ぜひインタビューをご覧ください。

夏野 剛氏のインタビューから学べること

  • 夏野さんがこれまでに手掛けてきたような、革新的な商品・サービスを生み出すために必要な視点とは。
  • ITツールを自分の"外部脳"として活用する方法とは。
  • 時代を読むセンスを高める方法とは。
  • 10社以上もの企業で社外取締役、役員を務める夏野さんのタイムマネジメント術とは。
  • 夏野さんがビジネスで成功させるために大切にしていることとは。
  • 日本の企業がさらに強くなるために必要なマネジメントの仕組みとは。
  • 経営者にとってのソーシャルメディアの使い方とは。
  • 国際競争力を高めるために経営者はどうのようにITを活用しなければいけないのか。
  • 「モノづくりから仕掛けづくり」への発想転換とは。
  • ITの時代に社員と組織の能力を120%活かす経営とは。
  • 勝てるケンカの3ヵ条とは。
  • どんな仕事でも「食わず嫌い」をやめなければいけないわけとは。
  • ITなどによって情報量や技術力の差がなくなってきている現代で、経営者やリーダーの成功の可否を決めるポイントとは。
  • 日本の企業に「多様性」が欠けることで起こりえる重大なこととは。

出演者プロフィール

夏野 剛(Natsuno Takeshi)

慶應義塾大学 政策・メディア研究科

特別招聘教授

1965年、神奈川県生まれ
1988年、早稲田大学卒業、東京ガス入社

1995年、ペンシルベニア大学経営大学院(ウォートン)卒業 ベンチャー企業副社長を経て
1997年、NTTドコモへ入社
1999年に「iモード」、その後「おサイフケータイ」などの多くのサービスを立ち上げた
2005年執行役員、2008年にドコモ退社
現在は慶応義塾大学政策メディア研究科 特別招聘教授
「ネットワーク産業論」をテーマに講義する
2001年ビジネスウィーク誌にて世界のeビジネスリーダー25人の一人に選ばれる
ドワンゴ、セガサミー、SBI、ぴあ、トランスコスモス、GREEなどの取締役を兼任
World Wide Web Consortium(略称:W3C) Advisory Boardメンバー

著書
『iPhone vs. アンドロイド 日本の最後の勝機を見逃すな!』(アスキー・メディアワークス)
『夏野流 脱ガラパゴス思考法』(ソフトバンククリエイティブ)
『1兆円を稼いだ男の仕事術』(講談社)
『ケータイの未来』(ダイヤモンド社)
『iモード・ストラテジー -世界はなぜ追いつけないか』 『ア・ラ・iモード-iモード流ネット生態系戦略』(日経BP) など多数

プロデューサー 王

もっと経営を強くする“知的生産術”~世界で勝てる会社の作り方~

出演者
慶應義塾大学 政策・メディア研究科
特別招聘教授
夏野 剛(Natsuno Takeshi)
商品詳細
DVD 1枚(収録時間約92分)
CD 2枚(収録時間約92分)
A4判の教材スクリプト(文字起こし)
特別特典
特典として「25の質問」が収録されています
決済方法
クレジットカード、代金引換をご利用いただけます
visa jcb Master AMEX
発売日
2012年6月25日

単品購入

DVD+CDセット(おすすめ!)
11,850円(税抜) 送料無料!

DVD
9,073円(税抜) 送料別 500円

CD
9,073円(税抜) 送料別 500円

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