社長、社員、アルバイトの意識差

社長はアイデアマンで、何でもすぐにやりたがるもの。

儲かっている会社は掃除をしていると聞けば、今から掃除。
有名な会社は毎日席替えをしていると聞けば、明日から席替え。
これからはフェイスブックだと聞けば、急いでアカウントをつくる。

幹部や社員は「仕事だから」と仕方なく従い、
アルバイトは面倒ごとが増えたとあからさまに嫌な顔をする。

どうせまたすぐに飽きて、違うことを言い出すだろう・・・と。

あなたはこんな「やる気のない社員やアルバイト」と、

「いいですね、やりましょう!」
「もっとこうすれば、お客様が喜んでくれると思います!」
「こういう問題が見つかったので、こう解決しました!」

と自ら考え、アイデアを出し、実行する
「やる気満々の社員やアルバイト」のいる会社、
どちらで仕事をしたいですか?

そして、どちらがより成功し、お客様から喜ばれると思いますか?

もちろん「やる気のある」方ですよね。

では実際、あなたの会社はどうですか?
社員やアルバイトまでも、やる気満々で仕事をしていますか?

社員やアルバイトの「やる気」がない理由

やる気がない社員やアルバイトは、なぜやる気がないのでしょうか?

給料が低いから?

確かに、今の倍の給料を払ったら、やる気は一気にアップします。
けれどそのやる気は続きません。

一年も経てば「当たり前」になり、もっと欲しいとなります。
あなたに対する「ありがたみ」もなくなります。

つまり、お金では一時的に「やる気」を高められても、
ずっと「やる気のある人」にすることはできません。

では、何が社員やアルバイトの「やる気」の源になるのか?

それは「働きがい」です。

人生の大部分を過ごす仕事、会社においての働きがいが、
やる気になります。

もしかすると、そんなことはわかっている!
と思われたかもしれません。

では、どうしてあなたの会社は
「やる気のある」社員やアルバイトで、いっぱいにならないのでしょうか?

それは、働きがいが大事だとわかっていても、
実際に「働きがいのある会社」にする仕組みを知らないからです。

どうすれば社員やアルバイトにとって「働きがいのある会社」にできるのかの、
方法までは教えられていないからです。

他社の2.3倍以上の社員満足度を誇る仕組み

ねぎしフードサービスという会社があります。

「牛たん とろろ 麦めし ねぎし」というお店を
東京に34店舗、横浜に2店舗、出店している飲食店です。

ねぎしフードサービスは、非常に離職率の高い(平均7割以上)と言われる
飲食店業界において、平均離職率が3割ほど。

しかも、社員満足度調査では常に85%以上が満足、
外国人にいたっては90%以上が仕事、会社に満足、
つまり「働きがい」があると答えています。

働きがいがあるだけでなく、社内の評価制度から、
いっそうの顧客満足に向けての改善案まで
すべて社長ではなく社員自らが計画、決定、実行しています。

さらに、2011年には経営品質賞も受賞。
社員満足と顧客満足の両方を見事に実現しています。

どうしてこんなことができるのでしょうか?

ねぎしフードサービスの根岸社長にお話を伺ったところ、
はじめから働きがいがあり、社員が自ら「やる気」を出す
今のような会社だったわけではないと言います。

むしろ、昔は社員をコマのように扱っていたと。

しかしその結果、社員全員からのボイコットや、
永続性のない、波乗りのような経営に疲れ、
一ヶ月眠れないような日々もあったそうです。

その結果、これからは「永続性」のある事業をしようと決意し、
他社にはない50を超える仕組みを生み出しました。

根岸 榮治氏のインタビューから学べること

  • なぜ、「牛たん、とろろ、麦めし」という業態なのか
  • 1号店は、初めなぜ失敗したのか
  • 牛たんはなぜ「午前6時の商品」というのか
  • 「時代が後押ししてくれるビジネス」を探すには
  • ある日事件が・・・狩猟型経営で失敗した苦い経験とは
  • 従業員を金儲けの道具と考えていたツケは
  • 心機一転! やり直す為に行った農耕型経営とは
  • 50年、100年続いている企業の特色とは
  • 顧客満足の前に必要なもう一つの満足とは
  • 従業員が「自分は成長している」と実感させるねぎしの仕組みとは
  • ねぎしの、ちょっと変わったPDCAとは
  • 「仕組み」もすべて店長が決める仕組みの中身
  • 経営は野球型より、なぜサッカー型であるべきなのか
  • 常設アンケートから頂いた大切な「気づき」の数々
  • 従業員を表彰するのはお客様?
  • 店長は1ヶ月8日休みでも、品質が下がらないわけ
  • 社員の成長を測る指標の仕組みとは
  • 日本経営品質賞を受賞するまでの道のり
  • 日本経営品質賞の4つの普遍的な価値とは
  • ねぎしに於ける独自性のある5大商品とは
  • 他が参入できない、まねできない商品へのこだわり
  • 顧客満足の「初めの一歩」で忘れてはいけないこととは
  • 生産者、取引先とのチーム作りでやっていることとは

コントロールではなく自ら動く人へ

根岸社長は狩猟型の経営から、農耕型、
つまり、持続可能な「永続性のある経営」を目指すと決意しました。

そして、そのための様々な仕組みを開発し、
有言実行するために、社員にも理念を徹底して伝えました。

そのため、一過性の、流行を追いかけるような事業をし、
社員やアルバイトをただ「コントロールしたい」と思っているのなら、
根岸社長のお話は合わないと思います。

しかしそうではなく、100年続く会社にしたい。

お客様に喜ばれるのはもちろんのこと、一緒に働く社員やアルバイト、
取引先や仕入先など、すべての人に「働きがい」を感じてもらいながら
「やる気」を出してもらいたい。
しかも、それをトップダウンではなく、
社員たち自らが発案し、どうすればいいのかを考えるような、
熱い会社にしたいと望むのなら、ぜひ根岸社長から学んでください。

どうすれば「働きがい」のある仕組みにできるのか、
具体的な方法がわかります。

出演者プロフィール

根岸 榮治(Negishi Eiji)

株式会社ねぎしフードサービス

代表取締役

根岸 榮治(ねぎし えいじ)

福島で生まれる

1968年 父親の事業が倒産勤めていた東京の百貨店を退職

1970年 ねぎしフードサービスを起業多業態の飲食店を展開

1981年 「牛たん とろろ 麦めしねぎし1号店」を新宿に出店
     以降、同一業態で都内に集中出店する

1991年 本社を東京に移転

2010年 日本経営品質賞経営革新推進賞 受賞

2011年 日本経営品質賞 受賞

2012年 農林水産省農林水産大臣賞(新業態人材開発部門)

2015年 東京都中小企業技能人材育成大賞知事賞 奨励賞受賞

【著書】
日本でいちばん「親切な会社」をつくる
〜牛たんねぎしの働く仲間の幸せを考える経営〜(ダイヤモンド社)

プロデューサー 王

社員が自ら「やる気」の仕組みを作る経営

出演者
株式会社ねぎしフードサービス
代表取締役
根岸 榮治(Negishi Eiji)
商品詳細
DVD 1枚(収録時間約98分)
CD 2枚(収録時間約98分)
A4判の教材スクリプト(文字起こし)
特別特典
特典として「25の質問」が収録されています
決済方法
クレジットカード、代金引換をご利用いただけます
visa jcb Master AMEX
発売日
2015年12月25日

単品購入

DVD+CDセット(おすすめ!)
11,850円(税抜) 送料無料!

DVD
9,073円(税抜) 送料別 500円

CD
9,073円(税抜) 送料別 500円

個人情報保護について
本ウェブサイトのご購入情報はベリサイン社のデジタルIDにより証明され、入力内容はSSL暗号通信により安全に送信されます。

追伸:
根岸社長のお話を聞くと、大事なのは売上や社員数ではなく、 関わる人全員の「幸福を追求していくこと」なのだと伝わります。 そのための方法も、納得のいくものばかりです。 我が社でもさっそく取り入れています。