「夢はあるけど、金がない!」集まったお金は1億8000万!

ハムやソーセージ、パンやビールなどの加工品、どれもスーパーで買えそうな商品です。

モクモク手づくりファームの商品は、正直ちょっと高いです。
しかし、飛ぶように売れています。

わざわざ、三重県の山奥にある片田舎にまで行き両手いっぱいハムやソーセージを買い、家に帰ってもインターネットでさらに買い、親しい方への贈り物にまでしています。

外食産業が苦戦している中、街で展開するレストランは、毎日長い行列が出来ます。お客さんは何時間も待っています。何度も来ているといいます。新しい誰かを誘ってきたといいます。

ある時、ある設備投資をすることになり、もちろん資金が足りません。
銀行から借りようとしても、まったく相手にされず・・・。

そこで、お客さんにこう呼びかけたそうです。
「夢はあるけど金はない!」と。

なんと1億8000万円が集まったそうです。
信じられませんがすべて本当の話です。
バブルの時代の話ではありません。

まるでお客さんががっちり後ろについて応援団のようです。
まぜここまで応援してくれるのでしょうか?

その秘密は・・・お客さんとの関係づくりにあります。

ぜひあなたもこの事例で学び、お客さんが思わず応援したくなってしまうそんな会社を作ってください。

お客様は神様じゃない!?

「顧客満足を第一に!」「お客様の立場に立って考える」という顧客志向は企業にとって今や当たり前。
しかし吉田さんは、「お客様は神様ではない」と言いきります。
神様ではないので、迎合しないし、なんでもかんでも要望を聞いたりしません。それなのに、お客様は、嬉しそうに商品を買い、楽しそうに牛とふれあい、レストランの長い行列に並ぶのです。

実はお客様をある明確なポジションに据えることで、とても大切にしているのです。VIP待遇よりもお客様の心を惹きつけ、満足させるというこのお客様との関係性に秘密があるのです。

この話には、モノが売れない成熟した社会におけるマーケティングのヒントが沢山詰まっています。

年間50万人の来客があっても自動販売機が一台もない?

1年間に50万人が訪れるという、三重県の山奥にあるファーム。
不便な場所です。しかしここが春休みや夏休みは家族連れでいっぱいになります。

約半分がリピーターという根強いファンを持つこの施設は、14ヘクタール(約42,000坪)もある屋外施設。それなのに、自動販売機は一台もありません。これだけの集客があれば、飲み物の自動販売機は置いておくだけで勝手に売れるはず。

しかし敢えて自動販売機は置かず、これからも置くことはないと言います。
お客さんの要望もあり置けば利益も上がるのになぜでしょうか?
目先の利益にとらわれない、本気のブランディングで成功する秘訣に迫ります。

自分の会社だからやる気満々!社員が経営者感覚になる仕組み

この会社では、開業当初からあるポリシーを貫いています。
他の会社にはないこのシステム。

ずっと続けているので、従業員に「やとわれ感覚」がないそうです。
このシステムによって、入社歴にかかわらず、ひとりひとりがまるで経営者のような自覚が芽生え、自らが考えて、主体的に動く。何より自分の仕事にも誇りが持てるようになるのです。

時には、社長と意見を戦わせることも・・・。 こんな頼もしい社員が当たり前のように育っていくこだわりのシステムとは?
常識にとらわれずポリシーにのっとった仕組みが社員のやる気と心を育てる事例です。

人が人を呼ぶ!有り難すぎる会員制ビジネスモデル

このファームの会員システムは有料です。有料ですが、会員数はどんどん増えていく一方だそうです。

三重県の片田舎ですが、日本全国すべての都道府県に会員さんがいて、総数4万世帯を超えました。さまざまな特典や季節ごとのイベントなど魅力ある企画があるのはもちろんですが、会員になりたくて仕方がなくなり、さらに隣近所の友人を勧誘したくなってしまうある仕組みがあると言います。

大々的に広告を打たなくても、会員がどんどん増える仕組みとは?
また、企画力のあるスタッフの発掘の仕方、育て方とは?

お金じゃない!大切なのは…?

他に類を見ないビジネスモデルですが、何度も内部で分裂したり、裏切りがあったり、上手くいかないことだらけだったそうです。
数々の危機を乗り越えて成長してこれたのは、お金じゃなかったと言います。

もちろん経営ですから利益は大切。
しかし240店舗もあった販路を完全撤退したり、良い条件を断ったり、もったいない!と一瞬思ってしまうような判断をする確固たる理由があるのです。

「儲かるかどうか」の前に考える、大切な判断基準とは?
企業の価値観が問われ、お客様に受け入れられたこの事例から学び、本質的な価値判断が出来るようになってください。

吉田 修氏のインタビューから学べること

  • 商品が全く売れず赤字続きの中、"あるイベント企画"が当たって売れ始めたことでわかった"売れるマーケティング要素"とは?
  • 人口8500人の小さな町、交通の便もよくないのに来場者が右肩上がりで増えている(年間50万人、うちリピーター率5割)理由とは?
  • お客様からの要望もあり利益も確実に出るのに、施設内に自動販売機を置かない理由とは?
  • お客様に社員が「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」と言う理由とは?
  • 全国に240店舗あった販路を全面撤退。売上が激減することより大切だったという"こだわり"とは?
  • お客様を飽きさせず魅力的であり続けるために絶対必要な企業の"一貫した姿勢"とは?
  • 社員が「ここは自分の会社だ!」と自覚し、高い意識を持つことができる創業時から続いている経営の仕組みとは?
  • 単に優秀と言う理由でなく"ある能力"が優れている人を採用するという、その見極め方と育成法とは?
  • 当初150世帯しかなかった会員が倍々ゲームのように増えていき4万世帯にもなったという独自の会員獲得システムとは?
  • ファームにもレストランにも接客マニュアルがない理由とは?
  • マニュアルなしの運営に必要なレベルの高いスタッフを採用するための面接方法とは?
  • お客様に迎合する必要はなく"ある感情"を抱いてもらうこと」が大切という。その"ある感情"とは?
  • これをするとお客様が応援してくれなくなるという絶対してはならないこととは?
  • コンビニ1000店舗に商品を入れるという話も断る、儲かるのにやらない理由とは?
  • ヒット商品が出ても量産して利益を拡大せず、その代わりにする工夫とは?
  • モノづくりをする中小企業が生き残るためにはお客様との微妙な距離感が大事だという。その"ちょい距離置きポジション"とは?

吉田 修 吉田 修

出演者プロフィール

吉田 修(Yoshida Osamu)

有限会社農業法人モクモク

代表取締役専務

1950年  三重県熊野市生まれ
      海と山の自然豊かな地で育つ
1974年  麻生獣医大学 獣医学部 卒業
      大学在学中に麻布学園生協を設立し生協運動を行う
1974年  全国酪農農業協同組合連合会 入職
      新潟県にて乳牛の診察を行う
1975年  三重県経済農業協同組合連合会 入職
      伊賀支所にて11年間、衛生・飼料・指導担当
      この間に伊賀山麓豚の販売と生協との取り組みを開始
      鈴鹿高原豚、伊勢赤どり、超新鮮たまご「キミモッコリ」、
      MOW牛乳などのブランド化に尽力
1987年  三重県経済連を退職し、農事組合法人
      「伊賀銘柄豚振興組合」結成に参画
1994年  農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」専務理事に就任
2002年  有限会社「農業法人モクモク」代表取締役 専務に就任
2003年  国土交通省「観光カリスマ100選」受賞
2007年3月 内閣官房より地域活性化伝道師に任命
      経済産業省より第2回地域産業おこしに燃える人 受賞

プロデューサー 王

思わず応援したくなる! お客様と夢を共有する会社の作り方

出演者
有限会社農業法人モクモク
代表取締役専務
吉田 修(Yoshida Osamu)
商品詳細
DVD 1枚(収録時間約102分)
CD 2枚(収録時間約102分)
A4判の教材スクリプト(文字起こし)
特別特典
特典として「20の質問」が収録されています
決済方法
クレジットカード、代金引換をご利用いただけます
visa jcb Master AMEX
発売日
2011年2月25日

単品購入

DVD+CDセット(おすすめ!)
11,850円(税抜) 送料無料!

DVD
9,073円(税抜) 送料別 500円

CD
9,073円(税抜) 送料別 500円

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