成功する経営者、ビジネスパーソンには共通の習慣や行動があります。 あなたも多くの著書やセミナー、ビッグインタビューズなどから学んでいるのではないでしょうか。 今回はエステーの鈴木喬会長に「成功する経営者の習慣」を学んでください。

ホラを吹いても、無理難題を言ってもそれが経営者の仕事

こんなこと言ったら社員から反発されるかもしれない。 大風呂敷広げたらあとから苦しい。

部下を持ったり、大きなチャレンジをしようとすると あなたも悩むことはありませんか。
もしそうであればぜひエステー鈴木喬会長の話を聞いてください。

経営者であるあなたが、いい人になろうと思ったら会社の成長はない。

鈴木喬会長の言葉からは経営者として忘れてはいけないことに気づかされます。
もちろん、社員を苦しめたり、私腹のためにわがままし放題しなさいということでありません。

企業や事業を成長させるには、経営者として会社を良い方向に導いていかなければいけません。
にもかからず、社員の顔色をうかがっていてはなにも始まらないのです。

「そんなこと言ったら社員が辞めてしまうかもしれない。」 そういう心配ももちろんあるでしょう。

しかし、あなたの会社はこれから現状維持でいいのでしょうか。 決してそうではないはずです。

成長したい、もっと事業を大きくしたい、
利益を増やしたい、経営者であれば必ず考えているはずです。
もし、そうであれば鈴木会長の話を聞いてください。

自分自身が「いい人でいよう」という気持ちにとらわれていることに 気づくことができます。
無理難題こそが社員と会社を成長させるのです。

リーダーシップ力を高めたいあなたにぜひ見てほしい

強い組織には強いリーダーがいる。

これはどんな会社でも言えることではないでしょうか。

経営者のリーダーシップが高ければ会社が強くなりますし、 チームリーダーが優秀であれば
そのチームは強くなります。

では、強いリーダーシップとは何でしょうか。

単に声が大きいとか、ワンマンということだけではありません。
そこに人がついて来なければいけませんし、リーダーとして時には苦渋の決断もしなければいけないのです。

例えば、成功する経営者に共通する習慣の一つに「任せる」ことがあります。

難題とも思えるテーマを決め、その実現については部下に任せるのです。もちろん、責任は経営者である
トップがとります。

鈴木会長も商品開発においてネーミングは最重要事項として自ら決めますが、 その後の宣伝方法などは
部下に任せてしまいます。

また、うまく事業が進まない時の撤退は鈴木会長が独断で決定します。

それこそブーイングが出るぐらいのこともあります。
それがリーダーや経営者の役割とも言えます。

リーダーには決断する力と時には周囲からの猛反対も押しのけ進めていく力が必要です。

そのためには、常に新しい情報をふれなければいけません。何が正しいのかを自らの頭で考えるためです。

経営者は大胆に挑戦しなさい

鈴木喬会長のお話からは「経営者は小さく収まるな」というエールを送られているように感じます。

あなた自身、小さくなっているつもりはないはずです。

しかし、「自分をよく見せよう」「いい人で思われたい」そんなことがあなたのビジネスをもっと成長させる
ための壁になっているかもしれません。

同業者から嫌われたら商売ができないんじゃないか、こんなことを言ったら社員から嫌がられるんじゃないか、

この迷いが大きなチャンスを逃しています。

さらに会社を成長させたいと思ったら,大きな壁を乗り越えなければ未来はありません。

エステーがニッチな市場でトップを取り続ける企業であるからこそ、小さく収まっていてはあっという間に
世界規模のライバルにのみ込まれてしまう という危機感を常に持ち続けているのです。

でもそれは、エステーだけの話ではありません。

あなたの会社や業界もいつ巨大なライバルが出現し、競争の渦に飲み込まれるかわかりません。

その危機感を常にトップであるあなたが持ち続け、強いリーダーシップを発揮する必要があります。

あなたも鈴木喬会長から学び、果敢にチャレンジするマインドをもう一度心の底から湧き起してみませんか。

鈴木 喬氏のインタビューから学べること

• 「脱臭炭」「消臭力」など数々のヒット商品を生み出してきたその秘訣とは。
• 世界一を目指す経営トップがしている習慣とは。
• エステーが作った市場で世界の大手企業が勝てないわけとは。
• トップの決断にブーイングが出るぐらいの方がいいわけとは。
• 成熟市場に最後発で参入して70％のシェアをとることができた秘密とは。
• 経営者の"ホラ"が大きな成功につながるわけとは。
• お客様の心理的満足度を高めるためにやっていることとは。
• 企業文化をトップダウンで劇的に変える方法とは。
• グローバルニッチ市場とは。
• 鈴木会長が語る、「今の経営者、起業家に足りていないもの」とは。
• 「社長は少しバカぐらいがいい」という真意は。
• 早い判断や決断をするために鈴木会長が実践していることとは。
• 生命保険会社時代に、ゼロから１兆円の新規事業を成功させた秘訣とは。
• 「全員が反対すること」がやる価値がある。そのわけとは。