今あるもので勝つ。そのための戦略を考え、行動を指示する。それが経営者に求められることですが、現実は……。「今あるもの」だけでは無理！だと、言い訳をしたくなるものです。

　例えば予算もない、人もいない、あげくには日本人向けの商品もない中でヒットさせるだとか、リーマンショックで世界中の財布の紐が締まっているときに、有名でもない150万円もする高級時計をばんばん売るだとか。

　そのときには、ある意味「常識的なアプローチ」や「教科書的なセオリー」ではどうにもなりません。ビジネス・スクールで習う戦略・戦術では歯が立たないのが現実のマーケットです。

　そんななか、世界の外資系ブランドでトップを歴任し、世間が驚きライバルが「やられた！」と唸るような大成功をしてきた人がいます。伝説のブランド再生人、高倉豊さんです。

　高倉さんの独特の思考法と、与えられた条件下で意外な大成功を生み出すユニークな発想法。どちらもあなたの業界への常識を変え、ライバルを出し抜く大仕掛けをつくるヒントになるはずです。今ある条件で圧勝する秘策を学び、世間を「あっ！」と驚かせませんか？

この教材で学べること

• Part1
  ども分野でもトップが発揮すべき力
• ・当時無名だった外資系ブランド（ジバンシィ、イヴ・サンローラン、タグ・ホイヤー、シスレー、ダルファン、ウブロ）をどうやって次々と再生させたのか
• ・化粧品業界の経験がないのに、なぜ外資系トップを歴任できたのか
• ・金無し、人無し、日本人消費者向け商品も無い中で、どうやってデパートに食い込んだのか
• ・高倉さんを奮い立たせた本社トップからの一言とは
• Part2
  世間に"うねり"をつくる伝説の戦略
• ・化粧品売り場に男性が行列した伝説の戦略
• ・日本では全く市場が無い「赤ちゃん用フレグランス」をどうやって売ったのか
• ・本来は売れない商品を２万個も売ったすごい戦術とは
• ・全く売れないスキンケアが売れまくった秘策とは
• ・マダム向け高級ブランドをヤング雑誌に仕掛けたら何が起きたか
• ・「小さいエリアでティッピングポイントを起こせ！」とは
• ・世はリーマンショックなのに150万円もする腕時計をどうやってブランドチェンジし売り上げたのか
• Part3
  飛び抜けた結果を出す人の仮説思考
• ・「ひょっとしたら」という仮説から大逆転劇が生まれる
• ・仮説を考えるうえで大事なコツとは
• ・外資系の会社で働く厳しさとは
• ・結果が出る人、出ない人の違い
• Part4
  ベンチスタートから一流になる
• ・「人生はベンチスタート」という真意
• ・どういう人と付き合うべきか
• ・外資系企業はノルマが達成できないとどうなる
• ・令和はどういう時代になるのか