・負け続けの組織
・全国の支店で最低レベルの成績
・成果の出ない組織
・上のことを聴いていればそれでいい
これを読んだだけで、どんな印象を持ちますか？
暗い、やる気がない、空気が悪い、、、
経営者でも会社に行くのが嫌になりそうです。

毎年全国最低レベルの成績、ビール業界のマーケットシェアはどんどん下がり最下位。
当時のキリンビール高知支店の話です。

キリンビールの話か、そんな大きな会社の話は関係ないと思われるかも知れません。
が、しかし、騙されと思って少し聴いてください。
今回のお話はキリンの中でも毎年規模も小さく注目もされない
高知支店という十数名の組織規模の話です。
ですので、決して大企業の話と思わず、高知支店を１つの中小企業としてとらえていただければと思います。
その高知支店が奇跡の復活をする話なのです。

がしかし、
あたはこのように思うかも知れません。 「奇跡の復活的な話、よくある話か。関係ないし」

あなたにとってとっても価値があると思うことは
私自身がインタビューする前との想像をはるかに超えていたことをぜひお伝えしたいと思います。

それは、 「ミッションドリブン経営」 です。

今回インタビューをさせていただいた田村さんが実行されてきたことは
多くの中小企業にとって、
今コロナで世界が激変する時代の会社経営にとって とっても大切なことを学ぶことができると断言します。

私自身、正直申し上げると、勉強になる話が聴けるだろうなくらい の気持ちで当初インタビューにのぞみました。

ところが、今回の田村さんの話にどんどん惹きつけられ
とっても興奮したことを忘れません。
今でも、田村さんから学んだことを心に置き経営をしています。 田村さんとの話のあとも、毎月４回開催する会社の早朝勉強会で
田村さんから教えてもらったことを社員に伝えました。

ミッションドリブン経営についてです。 なぜ社員さんに伝えたかったのか？
それは、社員さんの毎日仕事でAなのかBなのか迷うことがあると思います。
どういう判断基準でそれを選択するのかです。

みなさんどのようにしていますでしょうか？

田村さんはいつもこのように言ったそうです。

「上をみるな、ミッションをみよ」

ミッションで判断していくのです。
AなのかBなのか？

最後に、、
このインタビューで私が田村さんから聴いたことは
よくあるミッションが大切とか
ミッションを創りましょう
浸透させましょう
という話ではありません。 まずミッションをどのように創っていくのか？
特に、二代目、三代目の経営者の方が受け継がれてきた
経営理念を変えることは簡単ではないと思います。

田村さんは高知支店の支店長ですから、歴史あるキリンビールの
ミッションを変えたわけではありません。
支店でのミッションを作ったのです。

では、どうやって作ったのでしょうか？キリンビールにも経営理念は存在していたようです。
・お客様本位
・品質本位
この歴史ある会社のミッションと高知支店のミッションを
どのように調和させていったのでしょうか？

ミッションを創れば奇跡的な復活するという単純な話ではありません。

ですが、武器にはなります。
ミッションがなければ奇跡な復活がなかったともいいます。

いや、ミッションしかないと言い切ります。

そのミッションをどのように
負け癖がついてて、やる気がない、暗い、言わることしかやらない ようなメンバーに行動をおこさせ、奇跡の復活をさせたのでしょうか？

今回のインタビューでの特に学んでいただきたいところです。
ミッションを創り、行動につなげていくのか？
しかも、負け癖がついてて、諦めている社員に対してあなたならどうしますか？ みんなを集めて説教しますか？
思いをぶつけますか？

それも一つのやり方ですが、特に負け癖がついてる、諦めている社員に
対して、どんなに激を飛ばしても変わるでしょうか？
お金で釣りますか？それも一時的な効果はあるかもしれませんがおそらく短命です。

びっくりなのですが、見違えるように行動し、結果を出せるようになったようです。

人ってすごい力を持っています。
自分の心にスイッチが入る瞬間があると、見違えるような行動をします。
そのスイッチをどういれるかです。
ですが、中々そのスイッチがわからず悩まれる経営者もいるのではないでしょうか？
本インタビューでは、人間のスイッチがわかります。
ぜひ、ミッションが人を輝かせ、奇跡の復活をしていくのか
学んでいただきたいと思います。

田村さんのお話を聴いて、実践していくことで
あなたの会社に奇跡が生まれると私は信じています。