「失敗?いっぱいしましたよ。だって自己流だから」と優雅に笑う鰐渕さんは壮絶な事業再建をしてきたようには見えません。大の男でも、全て投げ出して逃げ出したくなる。まさに思考停止状態に陥りそうな状態からの再スタート。

世界の名だたるラグジュアリーブランドが銀座から撤退していく中、老舗の銀座テーラーは、ゼロどころかマイナスから見事に息を吹き返しました。崩壊寸前の崖っぷちから甦っただけではありません。極めてリピートされにくいオーダーメイドの洋服という高級商材にもかかわらず、今も銀座で生き残り、躍進し続けています。古いガチガチの業界にありながら、ベンチャーさながらのチャレンジは、脱帽モノです。そんな大改革をやってのけたのが、実は経営は素人同然、主婦経験しかないというある一人の女性でした。

その方は鰐渕美恵子社長です。

「うちの会社は考えが古い・・・」
「長い間やってきたやり方で変えられるわけない・・・」
「職人さん(技術者)の意識改革は難しい・・・」
「過去の成功体験から抜けきれない・・・」

長い歴史がある会社だけでなく10年も会社経営をしていれば、こういった悩みが少なからず出てきます。この銀座テーラーの鰐渕さんからはそういった事業であっても、やれば必ず改革できる!ということを教えてくれています。

まずはサンプル動画ごご視聴下さい

雨の日も風の日も、泣きたくなるような嵐の時も、経営者が元気を出さないと!

創業者の死、バブル崩壊、知らず知らずのうちに膨らんだ借金はなんと100億。しかも、鰐渕さんは経営とはまったく無縁の主婦。現実を知る幹部たちが次々と辞めていく中、会社に入った鰐渕さんは、夫ですら頼れないという孤独の中で、「なんとかしなくちゃ」という強い思いだけでこの逆境に立ち向かったそうです。 夜も眠れない、朝も会社に行きたくない。そんな気持ちを払いのけ、今日も前に進まなければならない。苦しくても、心が折れそうでも。たとえ自分が経営のことは全くわからない素人でも。とにかく社長である自分が元気を出さねば!

そんな鰐渕さんが毎日行っていたというモチベーション維持法は必見です。トップのモチベーションの高さに会社の未来がかかっていると言っても過言ではありません。

機会を活用しつくして、起死回生のビッグチャンスを掴め!

経営はド素人だったという鰐渕さん。自己流のがむしゃら経営に限界を感じ、自分は経営を知らない、だから学ぼう。そんな素直な気持ちで、竹村健一さんの勉強会やニュービジネス協議会といった勉強会に積極的に参加したそうです。また講演会などで出会うVIPの方に自分を強烈に印象付ける独自の方法も考え出しました。そして徹底して実践してビジネスチャンスも掴みます。さらに、苦しんでいた社内改革の足がかりも掴みました。
この一つの機会を、徹底的に活用しつくして、起死回生のビッグチャンスを掴んでいくという鰐渕さんの行動は実は誰でもできることでした。
セミナーや勉強会に参加して学ぶだけで終わっている方、自己投資を人脈づくりにまで発展させたい方、そんな方なら、この事例から、チャンスを自分のものにする大きなヒントを得ることができます。
難しいことではありません。鰐渕さんのようにただ明日から行動するだけです。

崖っぷち、崩壊寸前、それでも、会社は立ち直る

長引く不景気、高級オーダーメイドの服なんて早々売れない。1着売れても、なかなかリピートされにくい。もう後がない。改革を迫られる老舗。しかし、あるのは、昔堅気の職人と多額の借金。とても改革など、できそうにない状況、まさに崖っぷちです。
しかし銀座テーラーは不死鳥のように再生しました。昔堅気の職人さんの意識はなかなか簡単には変わらなかったそうです。
そんな老舗でも、次々と新しいチャレンジを行うことができたと言います。たとえ、社員がみな古い考えで凝り固まっていても、今までのやり方に固執していても、会社は変えることができるのです。
銀座テーラーの復活劇から、まさに戦略的ともいえる社内改革の方法を学ぶことができます。

「ローコスト」、なのに「最強」、飛躍に拍車をかける現代の武器

鰐渕さんは、武器は多ければ多いほどいいと言います。
あるマスコミに取り上げられて、通常400~500だった銀座テーラーのホームページへのアクセス数は一気に7000に。そしてその後のTV出演では、一晩に2万に跳ね上がったそうです。
ウン100万も使ってTVや新聞に広告を出すのではありません。びっくりするようなローコストで何万人もの人々にアピールができるというこのPR戦略。待っているだけじゃダメ。やらないでいると、もったいないという、誰もが真似できるこの方法。
またこの最強の武器は優秀な人材をも、獲得するにも一役買っているそうです。もちろん、ローコストで。良い人材に恵まれないと悩んでいる方にとっても必見のノウハウです。

目を見開いて、自社の経営資源を見直そう!

モノが売れないこの時代。洋服は、一度買ったら何年も着られます。特に高級なものであればなおさらです。この時代にリピートされにくい高級オーダーメイド服という商材を扱う、銀座テーラー。今の時代、「価格競争に巻き込まれず、単価を高く維持する方法なんてない」と鰐渕さんはキッパリと言います。
しかし、自分が何を持っているのか?経営資源とは何か?トップである経営者が、まさに今考えなければならないことです。
マーケットを見極めて、何を経営資源ととらえるか?それを最大限に活かすと何が起こるのか?ぜひともこのお話から、この不況を生き抜くための、新しい経営資源活用の発想法を学んでいただきたいと思います。
まだ気づいてない資源がきっとあると思います。それは自社の強みなのです。
ドラッカーも、「強みの上に築け」と繰り返し言っています。そして「自らの強みを知らないことが多い」とも。あなたの会社にもまだ活用できる経営資源があるのではないでしょうか?

鰐渕 美恵子氏のインタビューから学べること

  • 社員からは煙たがれる、経営手法も知らない、気が遠くなりそうな借金・・・そんな逆風の中、鰐渕さんが逃げずに立ち向かうため、自らのモチベーションを維持するために 「三種の神器」 と称して、行っていたこととは?
  • 自分が売る、自分で考えたことをやるといったがむしゃらの自己流経営では先が見えてしまった時、経営を立て直す本格的な経営改革のきっかけになったものとは?
  • 大きな改革を行おうとしたとき、社員との温度差をなくすために、まず経営者が着手しなければならないことは?
  • 保守的な職人さんたちを新しいチャレンジに巻き込んでいく方法とは?
  • 会長、社長クラスにしか売れない高級オーダーメードひと筋だった老舗が、顧客層を厚くするために展開した新ブランドとは?そして、さらに全くの別業種で立ち上げた新事業の狙いとは?
  • 100個チャレンジしても結果として成功するのは1つか2つ。経営には多くのチャレンジが必要だが、これだけは絶対押さえておかなければならない大原則とは?
  • 無料で数多くのメディアに露出し、一気に知名度を上げられる驚くべきPR術、そして広報戦略が重要な理由とは?
  • 老舗だけではなくすべての事業が抱える「良いイメージはそのまま残し、古いイメージを払拭し、新しさを打ち出したい」という難題を解決してブランディングしていく際、経営者が意識しなくてはならないこととは?
  • 洋服のように一度買ったら無くならないといった特にリピートされにくい商品にどうやって付加価値をつけていくのか?
  • 古い業種・業界であってもマネができ、また中小企業も積極的に活用すべき経営資源とは?
  • 異業種交流会や講演会などでVIPや政治家といった有力者との出会いを単なる名刺交換で終わらせず、ビジネスにつなげていける信頼関係を築くコミュニケーション術とは?

出演者プロフィール

鰐渕 美恵子(Wanibuchi Mieko)

銀座テーラーグループ

代表取締役社長

1970年 甲南大学文学部英文科卒業。
同年大阪万国博覧会 国際連合館VIPコンパニオンとなる。
1973年 創業者の長男、鰐渕正夫氏と結婚。専業主婦になる。
1992年 銀座テーラー入社。
1995年 店舗縮小、人員削減。
2000年 同社3代目 代表取締役社長就任。
同年株式会社ワーニークリエイティブ・ジャパンを設立、
代表取締役社長就任。
2002年 経営理念策定「第2の創業」へ。
2003年 株式会社銀帝ビル 代表取締役社長就任。
2005年 株式会社銀座テーラー60周年事業
(自社ビル改装、テーラー店舗増床)。
2006年 日本テーラー技術学院4月開校(技術者養成、教育事業)。
2007年 売上高が前年より40%アップへ。

プロデューサー 王

100億円の借金に立ち向かった銀座の女社長~老舗を再生したしなやか経営~

出演者
銀座テーラーグループ
代表取締役社長
鰐渕 美恵子(Wanibuchi Mieko)
商品詳細
DVD 1枚(収録時間約100分)
CD 2枚(収録時間約100分)
A4判の教材スクリプト(文字起こし)
特別特典
決済方法
クレジットカード、代金引換をご利用いただけます
visa jcb Master AMEX
発売日
2010年1月25日

単品購入

DVD+CDセット(おすすめ!)
11,850円(税抜) 送料無料!

DVD
9,073円(税抜) 送料別 500円

CD
9,073円(税抜) 送料別 500円

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